ステレオ全盛期にはいります
親父のモノラル時代からステレオの時代になっていきます。最初の
モノアンプの次にサンスイのSM−34という管球式の総合アンプを
しばらく使いました。FM放送が始まったばかりでステレオ実験放送
を聞くためにマルチプレックスアダプターを別に買ってきて受信し
していました。その後ステレオ全盛期にはいり、どこの家庭にも家
具調のステレオセットがあるようになります。ステレオ御三家とい
えばパイオニア、サンスイ、トリオなんですが親父のモノ時代から
の影響でアンプはサンスイがお気に入りでした。自分でセレクトし
て初めて買ったのがブラックパネルで一世を風靡した777シリー
ズ。この頃からアンプとチューナーが別々になりコンポーネントス
タイルになっていきます。スピーカーは英国グッドマンの同軸スリ
ーウエィTRIAXIOM1220Cをシャーウッドタイプの指定 BOX に
入れたものを購入。京都河原町三条下にあった十字屋のオーディオ
ショップのセールで半額位の値段だったのでおもわず買ってしまい
ました。プレイヤーはパイオニアのMU-41モーターに当時市場に
参入したばかりの S O N Y の PUA-286トーンアーム、グレース
F8Lカートリッジを市販のケースに組み込みました。型紙にあわせ
てのこぎりでベースの合板を切るのですがアームの角度あわせ等、
初心者にはかなりシビアな作業でした。オーディオ・マニアと呼ば
れる分野にのめり込んでいくことになるのです。